新参者にも温かい地域の方々
5年ぶりの復活という宇和島市石応地区の秋祭りに初参加。ルームメイトの直也くんとお神輿を担いできました。
僕らは石応出身ではなく、今年来たばかりの新参者。「部外者なんかに神輿を担がせない」といった地域もあるそうですが、みなさん温かく輪に迎え入れてくれ、とても貴重な経験ができました。
僕は宇和島市出身ですが、これまでお祭りには屋台などを見に行く程度で、お神輿を担ぐ「担い手」としての参加は初めてでした。
石応の秋祭りは、コロナ禍や高齢化の影響もあり、ここ数年開催できず今回が実に5年ぶりの開催だったそうです。
大人15人ほどに加え、元気な子供たちが20人以上参加してくれ、とても活気のあるお祭りとなりました。
子供達も元気に神輿かつぎ
まず秋祭りは神輿を住吉神社に取りに行くところからスタートしました。石段を上がり神社へ行き、宮司さんに神移しの儀やお祓いを行っていただいた後、お神輿が地域を巡る準備が整いました。
小さいながらもしっかりとした作りの神輿で、子供たちも力を合わせて担ぎました。
小さい子たちには神輿の前を先導する紐を持ってもらい、中学生たちには実際に担いでもらいました。
楽しそうに掛け声を合わせながら担ぐ姿は、見ているこちらも嬉しい気分になりました。
みんなで担ぐ一体感
普段から地域のイベントで顔見知りの方々とも、こうして一緒に神輿を担ぐことでさらに仲が深まったように感じました。一つの神輿を担ぎ、声を合わせて歩く時間は、まるで皆が一つにまとまる瞬間でした。
また、地域の子供たちが積極的に参加し、楽しんでいる姿がとても印象的でした。若い世代がこうした伝統行事を通じて地域のつながりを感じ、楽しんでくれるのは本当に素晴らしいことだと思います。
神輿納めの儀式
1時間半ほどかけて地域を巡った後、神輿は再び神社に戻りました。
最後には、宮司さんにより神輿納めの儀式が行われ、舞も披露されました。これまで参加したことがなかった本格的な儀式で、とても新鮮でした。
今回の秋祭りへの参加は、自分にとってとても大きな経験となりました。幼い頃、地域の行事にはあまり積極的に参加していなかったため、大人になってこのような形で地域の伝統行事に触れる機会を得られたことに感謝しています。
また来年も開催されるなら、ぜひ参加して地域とのつながりをさらに深めていきたいと思います。
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