アコヤ貝だけじゃない。世界の真珠に心惹かれる
先日、宇和島の井上真珠店で開催されている「はじめての真珠講座」に、シェアハウスのルームメイトと一緒に参加してきました。
僕がこの講座に参加した理由は、宇和島出身でありながら、真珠についてほとんど知識がなかったからです。一度しっかりと学びたいと思い、参加してきました。
講座では、真珠といえばアコヤ貝という漠然としたイメージを持っていた僕にとって、非常に興味深い内容が盛りだくさんでした。
例えば、アワビからできる真珠や、コンクという貝から作られるピンクの真珠、さらには淡水で養殖される真珠など、世界にはさまざまな種類の真珠があることを知り、心惹かれました。
また、講座では真珠の歴史や養殖の方法、そして真珠の美しさを評価するための基準についても教えていただきました。
他の宝石と同様、美しい真珠ほど高価になるのですが、素人には見分けが難しいと感じました。
上級の真珠とそうでないものを並べて比較すると、何とかわずかな違いが分かるのですが、単体で見分けられる自信はありません。やはり、信頼できる真珠店で購入することが重要だと感じました。
宇和島で真珠養殖が盛んな理由
日本の真珠の主な産地は三重県、愛媛県、九州地方。
特に愛媛県は2009年から2020年までの12年間、真珠の生産量が日本一を誇っていましたが、現在では長崎県に追い抜かれ、2位となっています。
その生産量が減少した主な原因は、養殖に使用されるアコヤガイの稚貝の大量死です。しかし、それでも宇和島産の真珠は今でも高い人気を誇り、流通額では現在も1位を維持しています。
宇和島で真珠養殖が盛んな理由の一つは、その地形にあります。
宇和島のリアス式海岸は、真珠の養殖に非常に適しており、その環境が高品質な真珠を生み出す要因となっています。
人生初!真珠を買ってみた
実は真珠店に足を踏み入れたのは今回が初めてでした。相場も知らなかったので、真珠の価格には正直驚きました。
そんな中講座を受けていると、ひとつ心惹かれた真珠が。
それは「淡水パール」でした。
淡水パールはその名の通り、淡水で養殖された真珠で、形が不揃いな点が特徴です。この不揃いさが自分には逆に魅力的で、価格も手頃であったため、試しに買ってみることにしました。
手首が細いため、通常のブレスレットのサイズが合わないことが多いのですが、井上真珠店ではオーダーメイドで淡水パールのブレスレットを作ってくれるとのこと。
色はピンク系を選び、最終的にとても満足のいく買い物ができました。
初めての真珠購入体験は、僕にとって特別な思い出となりました。
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