地元の高校生と段々畑で草刈り

地元の高校生と段々畑で草刈り

高校生たちが段畑に来た理由

宇和島の観光名所である段々畑に、地元の高校生たちが集まり、夏の草刈り作業に参加しました。この活動は、地域の課題に取り組む「総合的な学習の時間」という授業の一環で行われたものです。高校生たちはこの授業で、各自が興味のある地域の課題について調べ、最終的に学校で発表を行います。

連日の晴天で草が生い茂り、手入れが必要な状態になっていた段々畑を整えるため、高校生たちは暑い中でも進んでこの作業に取り組んでくれました。夏休みの貴重な時間を費やして、地味で骨の折れる草刈りに参加する彼女たちの姿勢に、感銘を受けました。

段々畑は、古くから地域の農業を支えてきた重要な遺産です。その風景は、訪れる観光客を魅了するだけでなく、地元の人々にとっても誇りの象徴。

今回、高校生たちがこの場所に足を運び、実際に手を動かすことで、地域の歴史や文化に触れる貴重な機会となったのではないでしょうか。

段々畑のラップを作る

草刈り作業だけでなく、高校生たちは段々畑についての調査を進めています。
そして、彼女たちはその成果を発表する際に、ただ普通にプレゼンをするのではなく、段々畑をテーマにしたラップを作るというユニークな方法を選びました。

段々畑という伝統的な農業シーンと、現代の音楽スタイルであるラップの融合は、これまでにない新しい試みではないでしょうか。おそらくこれまで誰もやっていないアプローチであり、高校生たちがどのようなメッセージを込めたラップを作り上げるのか、完成がとても楽しみです!

段々畑に関する調査や農作業を通じて、高校生たちは地域の歴史や文化に対する理解を深め、そこから得たインスピレーションをもとに創造的な活動に取り組んでいます。

彼らの斬新なアイデアは、地域の伝統を守りつつも、新しい視点で未来を見据える姿勢を感じさせます。

次回はじゃがいもの種まき

今回、段々畑の雑草が取り除かれ、畑が整ったので、次回はじゃがいもの種まきを予定しています。高校生たちは次回も参加してくれるそうです。

畑がきれいに整った今、次は農作物を育てるという実践的なステップに進むことになります。収穫は来年初頭を見込んでおり、高校生たちはこのプロセスを通じて農業の大変さや楽しさを体験することになるのではないでしょうか。

彼女たちがこのプロジェクトを通じて何を感じ、どのように成長していくのか、その過程を見守るのが非常に楽しみです。

このような地域に根ざした活動を通して、若い世代が地元の自然や文化に対する理解を深め、さらに地域社会に積極的に関与していく姿は、地域全体にとっても大きな財産となるでしょう。

今後もこうした活動を継続し、地域の伝統を未来へ繋いでいきたいです。

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